第1回 拉致と国防に関するシンポジウム

シンポジウム

このまま国に任せておいても何も進まないのは今までの経緯から明らか。
予備役ブルーリボンの会が主催するシンポジウムは「拉致被害者は可哀想」という議論ではなく「これからの行動」へつなげる議論なのである。
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行動記録

櫻井よしこ

荒木和博 :府の拉致対策本部とは?
全閣僚が集まり会合を行う。ということなのだが、麻生政権時に行われたのはわずか2回だけ。 各省庁から30人が集まっているが、「拉致被害者がどこにいる?どうすれば助けられるのか?交渉ルートはあるのか?裏交渉は可能か?」などについて調べているのは1か2人。
他はポスターや街宣、様々なPRや家族会へのサポート、帰国者へのサポートがメインの仕事となっている。
民主党政権となり中井洽氏が拉致担当大臣となった。情報収集を中心とした活動を中心にしたいようだが、様々な形で邪魔が入り空回りとなっている。
また真実の情報にしか金を出さないという方針で、情報収集活動は一向に進まない。

 
君が代斉唱

救うには軍事と非軍事のやり方がある。国と国が外交をするのは軍事的背景が必要。これがないと強制力は効かない。 日本は全くの無防備で軍事的背景が無いために、北朝鮮は交渉のテーブルにすら着こうとしない。
北朝鮮への経済制裁は効果が無いようだが実は効いており、圧力をかけてからの対話でなければ効果はない。そのためには軍事的なオプションまでチラつかせなくてはならない。
情報による効果とは「費用対効果が最も大きくかつ人道的、で血を流さないで済む方法」である。このセンスが日本には乏しい。世界中が全て自分達と同じ価値観であると思い込んでいる。「話せばわかる。自分達から仕掛けなければ相手もしない。 情報さえ集められれば拉致被害者の救出は可能。

 
新潟シミュレーション視聴

アメリカは得られる情報によって作戦や対応が随時変化していく情報第一主義。日本は作戦第一主義。一度ヤルと決めた作戦は命がけでも変更しない。日本は情報収集能力が極めて弱い。
戦前の情報収集体制が破壊され今だに作られていないのが日本の現状。
防衛省に情報収集本部が出来たが国家の政策の役に立てるにはまだまだである。
広報が大事と現職の頃から言ってきた理由は戦場は二つある。
本当の戦闘に勝ってもマスコミ対策をしないと負けてしまう。
戦闘を行う戦いは一時的にしか行われないが、情報戦は常日頃から行われている。日本はこの情報を広めることはあまりしていない。

葛城奈海

日本は情報に対して向き合ったことがあるのか?
北朝鮮による日本人拉致問題は1980年代に梶山静六議員が国会で問題提起している。新聞で取り上げたのは日経とサンケイ新聞のみ他の新聞は取り上げなかった。他の議員も公安調査庁もわかっていたハズなのにまともに向き合わなかった。
民主党政権になり北朝鮮の後ろ盾となっている中国の存在を極度に恐れている。民主党政権内では空虚な平和論で満ちている。これに対し投書などしても効果はない。
地元の議員に対し、Eメールや投書で「次は投票しないぞ」と訴える。大きなモノよりも、まずはミクロな世界から訴えていくべき。

 
003

櫻井よしこさんと会場ビデオ撮影者を除き、受付から会場案内スタッフまで全員が自衛官OBや現役予備自衛官である予備役ブルーリボンの会。
自衛官OB・予備自衛官が「日本を日本人を守りたい」という想いから始めた純国産の組織。
この日の会場ではメモを取りながら真剣に聞く方が非常に多く見受けられた。
ハガキやEメールでの面倒な予約をして来られた方であり、これからの日本を本気で考えているということ。
この姿に我々は、このシンポジウムをやって本当に良かったというのが正直な感想です。

 
櫻井よしこ

パネルディスカッション終了後、北朝鮮に向けて放送されている「短波放送しおかぜ」の収録が行われた。
各人のメッセージをしおかぜのディレクター村尾氏が収録していく。

田母神俊雄
 
004

櫻井さん、田母神氏が北朝鮮国内の日本人に向けた励ましのメッセージだったのに対し、矢野氏は北朝鮮の金正日対する警告であった。
「金正日総書記に告ぐ、我々は核兵器を開発する技術を持っている。(中略)
我々はかつて大国アメリカを相手にして特攻機まで繰り出して戦った国である。我々には今もサムライ魂、大和魂が受け継がれている。
日本人を怒らせればどうなるかよくわかっているだろう。
さらにもう一つ警告を付け加えておく。
我々は拉致被害者全員を必ずや救出する。しかしそれまでに拉致被害者に対し危害を加えるようなことがあれば我々は必ずや報復する。
そのことをよく覚悟しておけ。」

006

荒木代表はハングルによるメッセージ。
金正日体制は間もなく崩壊する。その後、権力をにぎるとみられている最有力候補のオグンニョルという北朝鮮空軍の元参謀総長で国防委員会の副委員長に対し、軍人としてのメッセージを送った。
オグンニョルは軍人を大切にする。「お互い軍人として国を愛し軍を愛している。次の時代になったときに協力しよう。と」いう内容であった。

 

一言で言うならば「やればできる!」
国民が一つになって政府を動かし国を動かせば、拉致被害者全員を救出することはできる!
それだけの力を日本人、日本国は持っています!!
この問題は単に拉致被害者だけの問題ではありません。「守る」ということを謳いましたが、我々がこの問題で動くということは日本を守る、かけがえのない家族を子供達を守るということでもあります。
拉致被害はいつどこで発生するかわかりません。
日本は残念ながら無防備に等しいような国です。
それを変えていくのは国民一人一人の気持ちであり決意であり行動です!
拉致被害者に残された時間はありません。これから力を合わせて行動し拉致被害者全員を救出しようではありませんか!!

 
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