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国民守れる憲法議論に期待

更新日:2018年7月25日

松田紗織

(29年11月30日 産経新聞談話室 掲載)

 トランプ米大統領が来日し、拉致被害者家族らと面会した。国際社会と協力し、問題解決を図る日本政府の外交努力は評価したい。

 言うまでもなく、拉致問題は日本政府が主体となって解決しなければならず、決してアメリカ頼みとなってはいけない。

 海外では自国民が危険にさらされた際、政府は国民救出のため、場合によっては軍隊を派遣して救出する。それが世界の常識だ。

だが、日本はどうか。これまで諸外国での人質事件では、海外の国に救援をお願いしてきた事実がある。

 日本には憲法9条の制約があるから、自衛隊を出せないという人がいる。国民を守れない憲法であれば、守り続ける必要などどこにあるのか。 安倍晋三首相は所信表明演説で、憲法改正にも言及した。今度こそ国民の生命・安全を守れる憲法に改正できるよう、国会で議論を盛り上げてもらいたい。

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