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北朝鮮による拉致被害者救出のための集い

更新日:2018年7月25日

 特定失踪者問題調査会 予備役ブルーリボンの会 代表 荒木和博


「北朝鮮による拉致被害者救出のための集い」開催にあたりましては、多数のご参加を賜り、本当にありがとうございました。石原都知事をはじめ東京都の皆様、古賀会長をはじめ都議会拉致議連の皆様には共催にあたり大変なご尽力をいただきました。またお忙しい中ご挨拶をいただいた平沼拉致議連会長、西岡救う会会長にも御礼申し上げます。 今回特定失踪者の67家族と家族会4家族、合計71家族(若干漏れがあるかも知れませんが)120人余の方々が壇上に上がりお訴えをされました(一部非公開の方を除く)。家族会の飯塚代表には来賓としてもご挨拶いただきましたが、認定者と未認定者の家族がこれだけ多数、一同に会して訴える機会はおそらく最初で最後になると思います。先ほどご家族の訴えの写真を見ていてお一人おひとりのご様子が蘇ってまいりました。  また、今回は協力団体ということで、29団体のご参加をいただき、運営、広報、参加者動員等様々なご協力をいただきました。夜通し車を飛ばしてやってきて下さった方々、体調が悪かったりお忙しいのに無理をして参加して下さった方々、全国各地から本当にありがとうございました。それ以外にも私たちの見えないところで多くの方が献身的に行動して下さっています。この場をお借りして御礼申し上げます。 反省点は山ほどありますが、この集会はただ一回のものですので、「うまくいかなかったことは次にやれば良い」ということにはなりません。ご参加いただいた方々はご家族の声を一人でも多くの周囲の方にお伝えいただきたくお願い申しあげます。今後ご家族の声は「しおかぜ」で北朝鮮に流すとともにDVDを作成してより多くの方に見ていただく予定です。あらためてご協力をお願いします。  なお、ご報告ですが、この集会の前日に行われた調査会の理事会で真鍋貞樹副代表が調査会を離れることになりました。また本日24日付でしおかぜネットワークからワシントンDCらち連絡会(浅野泉代表)が退会されました。

真鍋前副代表はご存じの通り平成15年1月、調査会設立以来のメンバーでこの間多数の失踪者ご家族に会い国内外の関連地域を調査し、関係機関とも連携しながら様々な活動をしてきました。今回方法論の違いから調査会を離れることになりましたが、拉致問題を解決しようという思いに変わるところはありません。また、ワシントンDCらち連絡会もこれまで熱心に活動してこられましたし、今後も同様であると思います。

 あのような体制の国家に奪われた国民を取り返すのですから、どう取り返すかという方法において違いが出るのは当然です。活動の中では様々な葛藤も生じます。しかし登り方は異なっても最終的に目指す山頂が同じであれば良いと考える次第です。

 もちろん私自身も反省すべき点は反省しなければなりませんが、今後も葛藤を恐れずに取り組んで参ります。何卒よろしくお願い申しあげます。

重ねて今回の集会へのご協力に感謝申しあげ、御礼とさせていただきます。 荒木 和博


Youtubeからの映像【完全版】 北朝鮮による拉致の可能性を排除出来ないとされる特定失踪者につき、本来であれば国が-主体的に取り組むべきである情報収集や調査などにあたっている特定失踪者問題調査会が-、拉致問題の進展と世論喚起のために開催し、被害者の救出を願う家族らが代わる代わる-数時間に亘って思いを訴えた、東京都庁広場における集いの模様をお送りします。


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