wix rbra2010年6月1日読了時間: 3分北朝鮮による日本人拉致荒木和博 北朝鮮による日本人拉致については様々な書籍・論文が発行されており、またこのホームページからリンクしている各団体のサイトでも概略は理解いただけると思います。ここでは特に安全保障に関わる部分について書いておきます。...
wix rbra2010年5月26日読了時間: 2分ブログ用論文荒谷卓 米国に丸投げの日本の安全保障は、『日米同盟機軸』という空虚な言葉で語られるだけで、軍事機能として日本の安全を保障するような実効的メカニズムはまったく存在しない。「核の傘」についてはよく話題になるが、実態は、核どころか通常戦力でさえ、日本の安全確保のために投入されるか...
wix rbra2010年2月26日読了時間: 3分拉致問題の深層荒谷卓 かくも長期間にわたる政府の拉致問題に対する未解決状態をみれば、荒木代表が指摘するように『政府は確信的に拉致問題を解決しようとしていない』との認識は、だれもが正しいと思うだろう。では、日本で拉致問題が進展しない理由の深層はなにか。ここでは、戦後の日本再建に着目して、経...
wix rbra2010年2月14日読了時間: 5分時勢荒谷卓 この春、「戦う者たちへ 武士道という生き方」(並木書房)という本を出します。その中の「はじめに」から、拉致問題について触れている所を引用して紹介します。 「ダチョウは危険が迫ったとき、頭を砂に突っ込んで危険を見ないようにする」という。これは「不安全」な実態から目をそ...
wix rbra2009年9月28日読了時間: 6分没尊厳・主権放棄国家「戦後日本」荒谷卓 月曜評論より 尖閣沖衝突事案に関する日本の対応を一人の人間にたとえてみよう。 落ち目の成金主が、何度も屋敷に入ってきては盗みを重ねる横柄な子供を注意したところ逆切れされて家財を破壊された。こんどばかりはと、この子供を捕まえて警察を呼んだところ、子供の親である景気のい...
wix rbra2009年9月1日読了時間: 3分北朝鮮工作員侵入・拉致のシミュレーションを終えて荒谷卓 このテーマのシミュレーションは、現役時代から取り上げてみたかったものである。 それ自体は、特殊部隊の訓練としてはあまり意味を成さないが、そのようなシミュレーションを政府関係者あるいは政治家に視覚的に伝えることにより、通常の国家としてなすべき対策を促したかったからであ...
wix rbra2009年7月12日読了時間: 4分我が国独自の対北朝鮮政策を荒谷卓 国際政治において、半島問題は10年前とでは根本的な変化をきたしている。その最大の原因は中国である。少なくとも、米国にとって、半島問題は対ソ・対中戦略の中で捉えられていた。冷戦が終了し対ソ連略が見直され、中国の戦略的位置づけが経済的パートナーになった現在、半島問題は核...
wix rbra2009年6月13日読了時間: 3分国家の意思と能力荒谷卓 一般的に、航空機の迎撃能力あるいは代替報復能力を持たない国は、自国の領空が侵犯されてもその事実を公表せず、ましてや、相手国に警告等は与えない。 なぜなら、主権を侵害された事実を表明しておきながら対抗措置を行使しないということになれば、それは自国に主権を保全する能力が...